「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

クロスプラス BEAMS JAPAN監修の介護パジャマ販売開始

老舗アパレルメーカー、クロスプラス(本社:名古屋市西区)は9月3日、機能性とデザイン性に長けた介護服ブランド「ココロ color」からBEAMS JAPAN監修の介護パジャマ「COCORO COLOR」を9月上旬より自社ECサイトで販売開始すると発表した。
ワークパジャマはデニムニット生地を使用しながらも着脱しやすく、ゆったりとした着心地の良さを実現した。リボンフリルパジャマは、可愛らしさと上品さを兼ね備えたデザインのパジャマで、ストレッチベロアを用いて高級感を演出した。価格はいずれも税込み7,590円で、サイズはM。Lを用意。

熊本県 台湾からの在留者23年末1,549人, 半年で3倍超に

熊本県は9月3日、同県内の2023年末の在留外国人数が2022年末比23.9%増の2万5,589人となり、過去最高を更新したことを明らかにした。特に増えたのが台湾からの在留者で1,549人に上り、同年6月末時点の511人の3倍超を記録した。台湾積体電路製造(TSMC)進出による駐在員らの流入で大幅に伸びたとみられる。

AGC 台湾に半導体・電子材料向け製品のサービス拠点開設

AGC(本社:東京都千代田区)は9月2日、台湾新竹県竹北市で2024年10月に半導体・電子材料向け製品のテクニカルサービス拠点「AGCケミカルズテクニカルセンター」を開設すると発表した。同センターを開設することで、同地域でのマーケティング活動を強化するとともに、迅速な技術サービスを提供していく。

”手ぶら観光”支援の実証 西武HD コインロッカー→ホテルへ

観光客が益のコインロッカーに預けたスーツケースなどの手荷物を事業者が希望するホテルまで配送する新しいサービスの実証実験が9月2日、都内で始まった。この実証実験は西武ホールディングスと、ロッカー事業を展開する会社が共同で西武新宿駅、池袋駅、豊島園駅のロッカーで始めた。実証実験は2025年3月末まで行う予定。
利用者は交通系ICカードで事前に料金を支払い、タッチパネルで首都圏にあるおよそ500軒のホテルから配送先を選ぶ。午後2時までにスーツケースなどをコインロッカーに預ければ、委託された配送事業者がその日のうちにホテルに届ける仕組み。これにより観光客は”手ぶら旅行”を楽しめようになるほか、公共交通機関の混雑緩和につながるとみられる。

帝人フロンティア タイでウール代替素材の生産設備を増強

帝人フロンティア(本社:大阪市北区)は9月2日、ウール代替素材のニーズが高まっていることを踏まえ、タイでポリエステル繊維の製造・販売を手掛けるグループ会社、テイジン・ポリエステル(タイランド)(本社:タイ・バンコク、以下、TPL)で、コンジュゲート長繊維の生産設備を増設すると発表した。
コンジュゲート長繊維用紡糸機と特殊延伸機を創設する。生産量は2025年度で年間700トンを予定。新設備は2024年9月から本格生産を開始する。

ブランド継承オッジ・インターナショナル「レナウン」に

経営破綻したアパレル会社のレナウンから「ダーバン」「アクアスキュータム」ブランドを継承したオッジ・インターナショナル(所在地:大阪市中央区)は9月2日、社名を11月2日付で社名を「レナウン」に変更すると発表した。
2020年に経営破綻したレナウンから引き継いだブランドは堅調に推移しており、同社の2024年2月期の全社売上高は129億円、うち「ダーバン」「アクアスキュータム」各51億円となり、2ブランド事業はいずれも前年同期比2ケタ増と堅調に推移している。今後「ダーバン」と「アクアスキュータム」の2ブランド事業を主力事業として据え、社名を認知度のあるレナウンに変更し、一段の成長を目指す。

JR西日本 タイRTRDAと連携 安全・技術・交流で協力の覚書

西日本旅客鉄道(本社:大阪市北区、以下、JR西日本)は」8月30日、タイのRail Technology Research and Development Agency(以下、RTRDA)との間で、技術連携に係る協力覚書を29日、タイ・バンコクで締結したと発表した。
協力覚書の内容は①安全性向上やメンテナンス効率向上に向けた情報交換・共同研究・人材交流②鉄道の技術基準の開発への協力ーなど。

出光 使用済みプラの再資源化へ油化ケミカル装置建設

出光興産(本社:東京都千代田区)は8月30日、子会社ケミカルリサイクル・ジャパン(所在地:東京都中央区、CRJ)が、千葉事業所(千葉県市原市)の隣接地にCRJの市腹原事業所内に油化ケミカルリサイクル装置(使用済みプラスチック処理能力2万トン/年)を建設し、使用済みプラスチックの再資源化を目指す。市原事業所の商業運転開始は2025年度下期を予定。

日立エナジー 中国SGCCからSF6ガスフリーの単体遮断器受注

日立エナジーは8月30日、中国最大の送配電事業者、国家電網公司(以下、SGCC)から同国初のSF6(六フッカ硫黄)ガスフリーの420KV単体遮断器を受注したと」発表した。同遮断器は高い環境効率を誇るEconiQ(TM)シリーズの製品。高電圧機器における環境への負荷を大幅に低減する、中国の送配電網における脱炭素化の取り組みの一環。