「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

関空リムジンバス3月から200円引き上げ 15年ぶり改定

関西空港発着のリムジンバスを運行するバス会社17社は、3月1日から13路線のうち12路線で運賃を引き上げる。この結果、大阪駅前とを結ぶ路線では片道運賃が現在の1,600円から1,800円へ、京都駅八条口とを結ぶ路線では2,600円から2,800円へ、神戸・三宮とを結ぶ路線では2,000円から2,200円へ、JR和歌山駅とを結ぶ路線では1,200円から1,400円になる。
引き上げの理由は①運転手不足に伴う人件費の上昇②高速道路料金の値上げ③燃料費の高止まりーなどを挙げている。関空に乗り入れるリムジンバス料金の引き上げは、消費税の増税による改定を除けば2009年以来15年ぶり。

関空リムジンバス3月から200円引き上げ 15年ぶり改定

関西空港発着のリムジンバスを運行するバス会社17社は、3月1日から13路線のうち12路線で運賃を引き上げる。この結果、大阪駅前とを結ぶ路線では片道運賃が現在の1,600円から1,800円へ、京都駅八条口とを結ぶ路線では2,600円から2,800円へ、神戸・三宮とを結ぶ路線では2,000円から2,200円へ、JR和歌山駅とを結ぶ路線では1,200円から1,400円になる。
引き上げの理由は①運転手不足に伴う人件費の上昇②高速道路料金の値上げ③燃料費の高止まりーなどを挙げている。関空に乗り入れるリムジンバス料金の引き上げは、消費税の増税による改定を除けば2009年以来15年ぶり。

関西の23年倒産企業3年ぶり2,000社超え 前年比33.5%増

帝国データバンクのまとめによると、関西で2023年に倒産(負債額1,000万円以上)した企業は、前年比33.5%増の2,106社に上り、3年ぶりに2,000社を超えた。原材料価格の上昇や円安で資金繰りが悪化し行き詰まった。新型コロナウイルス関連の支援策の効果で低水準にとどまっていたものが、これら施策の終了や縮小により、コロナ禍前の水準に戻った形となった。
業種別にみると、飲食店を含む「サービス業」が722社と最多。以下、「建設業」が408社、「食品業」の137社などが続いている。

23年「飲食業」倒産71%増の893件で過去最多を更新

東京商工リサーチのまとめによると、2023年の「飲食業」倒産(負債額1,000万円以上)は前年比71.0%増の893件に上り、コロナ禍の需要急変で倒産が急増した2020年の842件を上回り、過去最多を更新した。
コロナ関連支援策の終了や縮小に加え、客足や業績がコロナ禍前に戻らないまま、深刻な人手不足や物価高が収益を圧迫し、倒産件数を押し上げた。
また「新型コロナ関連」倒産も前年比71.7%増の548件を記録。飲食業倒産に占める構成比は61.3%(前年61.1%)と2年連続で6割を超えた。

大阪府, 阪大, ダイキン 大阪府内のZEB化推進で連携協定

大阪府と大阪大学(所在地:大阪府吹田市)およびダイキン工業(本社:大阪市北区)は11月10日、大阪府内の脱炭素化を推進するとともに、2050年のカーボンニュートラル実現に向け同日、大阪府内のZEB化推進に係る連携協定を締結したと発表した。双方の資源やノウハウを活用することで大阪府内の公共施設やオフィスビルなどのZEB化を実現するため、ディマンドリスポンス(府有建築物の電力需給調整を推進するための情報交換)などに取り組む。
大阪府は2050年のCO2排出量実質ゼロを目指して、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比40%削減する目標を設定している。

原発処理水 3回目の放出開始11/20まで7,800㌧を予定 東電HD

東京電力ホールディングスは11月2日午前10時すぎ、福島第1原発処理水の3回目の海洋放出を開始した。処理水に含まれる放射性物質のトリチウムの濃度に問題はないと確認しており、20日ごろまでに7,800トンを放出する見込み。今回もこれまでと同様、1日当たり460トンの放出を予定。2023年度は計4回放出する計画。
東電は10月31日に1トンの処理水を1,200トンの海水で薄めてトリチウム濃度を調べた。数値は計算上の濃度と同程度で、国が定めた安全基準の40分の1に当たる1リットル当たり1,500ベクレルを下回った。日本原子力研究開発機構(JAEA)の分析でも異常はなかった。

英スナク首相 主要都市結ぶ高速鉄道計画縮小を発表 費用高騰で

英国のスナク首相は10月4日、マンチェスターで開かれた保守党大会で、2009年に発表された英国の主要都市を最高時速360kmで結ぶ高速鉄道「HS2」計画について、「HS2は時代遅れの合意の、究極の例だ」と述べ、費用の高騰を理由に縮小することを発表した。これにより、計画されていた第2期の着工はせず、代わりに地方の交通網の整備を進める方針を明らかにした。
同計画では首都ロンドンから中部バーミンガムに向かう第1期が建設中で、車両の製造や保守を日立製作所のグループ会社などが受注している。第2期ではさらに北部のマンチェスターなどを結ぶ予定だった。インフレの影響もあり、建設費用がかさみ続け総額1,000億ポンド、日本円換算で18兆円を超えるとも試算されていた。

8月の関空国際線旅客数 前年比11倍の164万人 コロナ禍前の7割

関西国際空港などを運営する関西エアポートによると、8月の関西国際空港の国際線旅客数は、前年同月比11倍の164万6,852人だった。新型コロナウイルス禍前の2019年8月比で74%まで回復した。夏休みの旅行需要が回復したほか、中国を除くインバウンド(訪日外国人)の増加も寄与した。国際線旅客数のうち外国人は前年同月比17倍の121万1,871人、日本人は同5倍の42万2,371人だった。
関西エアポートが運営する関空、大阪国際(伊丹)、神戸空港の3空港を合わせた国内線旅客数は同12%増の227万7,956人で、新型コロナ禍前の88%まで回復した。

EV充電なら一時退出OK 高速道路の乗り直しに課金せず 国交省

国土交通省は電気自動車(EV)を充電するために高速道路を一時的に出入りする場合、追加料金を徴収しない新たな課金制度づくりに着手する。EVの本格的な普及を見据え、利用者の利便性を考えた場合、避けては通れない措置と判断。2024年度の導入を目指す。

観光庁 6月の旅行宿泊者4,626万人 コロナ禍前の19年上回る

観光庁が7月31日発表した宿泊旅行統計(速報値)によると、6月にホテルや旅館に宿泊した日本人と外国人の合計は延べ4,626万人で、2019年同月比1.0%増だった。新型コロナウイルス禍以降、初めて単月で2019年を上回った。
日本人宿泊者数は3,683万人で2019年同月比で1.7%増。外国人宿泊者数は943万人で、2019年同月の98.4%まで回復した。宿泊施設全体の客室稼働率は54.2%だった。前年同月比9ポイント高まり、2019年同月比では6.4ポイント低かった。