YKK(本社:東京都千代田区)は7月28日、5,000万米ドル(約68億円)投じ、ベトナム・ハナム省のファスナー工場を増築すると発表した。同国における縫製産業の拡大に伴うファスナー需要の増大に応える。
グループのYKKベトナム社(本社:ドンナイ省)のハナム工場(所在地:ハナム省)に増築する。土地面積は6万2,000㎡、建屋面積は2万600㎡。2023年2月に着工、2024年1月に完成予定。
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豊田通商 ベトナムでナイロン端材のリサイクル事業
豊田通商は7月22日、再生素材メーカー、リファインバース(本社:東京都中央区)より、エアバッグのリサイクル技術のライセンス供与を受け、2023年4月からベトナムでエアバッグの製造時に発生するナイロン端材のリサイクル事業を開始すると発表した。
現地のトヨタグループ各社とも連携し、素材の回収および再生原料の用途開発を行い、Car to Carのサーキュラーエコノミー(循環型社会)実現を目指す。
リファインバースは、ナイロン製エアバッグから異物を高度に分離・除去し、高品質なナイロン樹脂としてマテリアルリサイクルする量産技術を独自開発し、保有している。両社は今後、ベトナム以外の豊田通商グループの海外製造拠点への展開についても事業化可能性を検討していく。
東急 ベトナムバリアブンタウ省で分譲マンション」
イオンモール ベトナム・ダナン市とモール開発で覚書
大同工業 ベトナム子会社がホーチミン市に支店開設
アイカ工業 ベトナム子会社の化粧板製造2倍に増強
神戸製鋼 ベトナム・ハナム省で銅板材加工会社新設
日立 ベトナム郵便・ベトクレジットと協業開始
日立製作所は5月16日、ベトナムの国営企業Vietnam Post(以下、ベトナム郵便)およびベトナムの消費者金融機関、VietCredit Finance Company(以下、ベトクレジット)とともに、ベトナムでの新たな金融サービスの確立に向け、協業を開始すると発表した。
エンドユーザーとベトクレジットのオペレーターをビデオ通話でつないで個人ローンの申込・契約などを可能にする日立のタブレット型自動契約端末「C-ACM」を、5月よりベトナム郵便の40拠点で導入を開始し、今後ベトナム全土に展開するベトナム郵便の各拠点にこのサービスを拡大していく。
これにより、ベトナム全土にわたって、これまで金融サービスが行き届いていなかった農村部をはじめとする地方にも、都市部と同等の、便利で質の高いサービスを提供していく。
阪急阪神不とCRE ベトナム4棟目物流倉庫が竣工
阪急阪神不動産(本社:大阪市北区)とシーアールイー(本社:東京都港区、以下、CRE)は5月9日、ベトナム北部で開発を進めてきたVSIPハイズオン工業団地内の物流倉庫「Semcorp(セムコープ)ロジスティクスパーク(ハイズオン) 」が4月24日に竣工したと発表した。地上1階建て、敷地面積は約2万8,200㎡、賃貸面積は約1万3,200㎡。
両社は、シンガポールのSembcorp Development Ltd.(セムコープ デベロップメント社)と共同でSemcorp Infra Services Pte.Ltd.(セムコープ インフラ サービス社)に出資し、ベトナムにおける物流倉庫の開発・運営に取り組んでいる。
今回の竣工した物流倉庫はハイフォン市の3棟に次いで4棟目となり、総賃貸面積は約5万6,000㎡となる。