石油資源開発(JAPEX、本社:東京都千代田区)は10月16日、インドネシア・東ジャワ州のスコワティ油田で8日から二酸化炭素(CO2)の貯留(CCS)試験を開始したと発表した。25日間実施し、油田に1日あたり100トンのCO2を圧入する。CCSは原油の採掘事業の脱炭素化に加え、古くなった油田で活用すれば、原油の増産につながるとみて技術や効果を確かめる。
CO2圧入試験はインドネシア国営石油会社プルタミナと同社の子会社プルタミナEP、エネルギー・金属鉱物資源気候(JOGMEC)などとともに実施する。
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ユニコーン タイに現法 ブランドマーケティング事業開始
アドウェイズ(本社:東京都新宿区)は10月9日、子会社のユニコーン(本社:東京都新宿区)がタイ・バンコクに現地法人「UNICORN THA Co.,Ltd.」を設立し、ブランドマーケティング事業を開始したと発表した。
ユニコーンはこれまで全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」を日本国内中心に展開してきたが、東南アジアにおけるデジタルマーケティング市場はさらに拡大し続けると判断。アドウェイズグループとして、グローバルに事業成長を実現させるべく、ユニコーンの東南アジア進出第1号として、今回タイ・バンコクに現地法人を設立したもの。
米グーグルなどの調査によると、東南アジア主要6カ国(タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム)の2023年のデジタルマーケティング市場の規模は前年比11%増の2,180億ドルとなり、2023年以降は2025年までの期間に年平均で16%成長し、2025年の市場規模は2,950億ドルに拡大すると見込まれている。