「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

「東京おもちゃショー」開幕 国内外から3万5,000点展示

東京・江東区の東京ビッグサイトで8月29日、国内最大級のおもちゃの展示会「東京おもちゃショー」が開幕した。会期は9月1日までの4日間。AIなど最新のデジタル技術を活用した商品など、国内外のメーカーのおよそ3万5,000点が展示されている。
日本玩具協会によると、昨年度の国内のおもちゃ市場規模は前年度比7%増の1兆193億円となり、初めて1兆円を超えている。

荏原グループETSIがインドネシアにサービスセンター開設

荏原製作所(本社:東京都大田区)のグループ会社、PT.Ebara Turbomachinary Services Indonesia(以下、ETSI)は8月28日、21日付で新サービスセンターを開設したと発表した。同センターはジャカルタに近接した、西ジャワ州カラワン県のスルヤチプタ工業団地に位置し、タービンやガスコンプレッサ、カスタムポンプ、その他のターボ機械メーカーの機器の修理を行う。なおETSIは現在、ジャカルタに本社を置き、バンドンに本社を置き、バンドンにサービスセンターを構えている。

三菱HCキャピタルなど 配車アプリGOとの協業を開始

三菱HCキャピタルおよび、グループ会社の三菱オートリースは8月27日、タクシー配車アプリなどを展開するGO(所在地:東京都港区)との間で、法人向けEV用の充電インフラを整備・拡充するため、EV導入・運用に関する顧客ニーズの収集、情報連携などを含めた協業を開始したと発表した。この協業を通じて、三菱HCキャピタルおよび三菱オートリースの両社はEV急速充電サービスなどのノウハウを蓄積することで、企業の充電インフラに関する様々な課題を解決するソリューションを構築し、将来的に統合型サービスの機能拡充を図る。

タイ自動車生産12カ月連続減, 7月も17%減, 販売減続く

タイ工業連盟(FTI)のまとめによると、7月の自動車生産台数は前年同月比17%減の12万4,829台にとどまった。この結果、前年同月比の減少は12カ月連続となった。家計債務比率の高止まりにより、自動車ローンの利用件数が減少し、販売台数の落ち込みが続いている。7月の国内向けは41%減の3万7,291台となった。

みずほ銀行「空飛ぶクルマ」のSkyDriveに5億円出資

みずほ銀行は8月27日、「空飛ぶクルマ」の開発および「ドローンサービス」の提供を行うSkyDrive(本社:愛知県豊田市)に5億円出資したと発表した。この出資はみずほ銀行のトランジション出資枠によるもの。
空飛ぶクルマが将来的に重要なモビリティインフラとなることを見越し、業界の垣根を超えた連携が国内外で進んでおり、みずほ銀行も空飛ぶクルマの社会実装の早期実現に向け、取り組みを推進している。

JALと三菱重工 需要増加の航空機整備事業で協業を検討

日本航空(JAL、本社:東京都品川区)と三菱重工業(本社:東京都千代田区)は8月27日、航空機の修理や整備・部品の供給など航空機のアフターマーケット事業で協業することで覚書を交わしたと発表した。三菱重工は、JALグループで航空整備を手掛けるJALエンジニアリングと共同で、両グループのノウハウを生かした事業を展開する。

7月のパソコン出荷 台数・金額ともに2カ月ぶりプラスに

電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、7月のパソコン(PC)出荷台数は前年同月比37.7%増の57万9,000台、また出荷金額は同32.5%増の678億円だった。台数・金額ともに2カ月ぶりにプラスに転じた。出荷台数の約9割を占めるノートPCが43.2%増の49万5,000台、出荷額573億円だった。ノートPCの買い替え需要が牽引した。

関空 700億円投じるターミナル改修の新保安検査場を公開

国際線の利用客を増やすため、ターミナルの大規模な改修工事中の関西空港で8月26日、新たな保安検査場の一部が報道陣に公開された。
同空港を運営する関西エアポートによると、コロナ禍前の2倍近い4,000万人まで増やすため、およそ700億円を投じ第1ターミナルで改修工事が進められている。現在3カ所ある保安検査場が1カ所に集約され、16台あるレーンの一部を従来より5m長い20mに変更。また、これまでより2人多い5人が同時に利用できるようになり、待ち時間の短縮につなげる。すべての工事は大阪・関西万博が始まる2025年4月までに完成させ、1時間あたりの通過人数を現行の4,500人から6,000人まで増やす計画。