JERA(本社:東京都中央区)、三井物産(本社:東京都千代田区)は4月9日、CFインダストリーズとともに米国ルイジアナ州における低炭素アンモニアの製造プロジェクト「Blue Point」に投資すると発表した。このプロジェクトは世界最大規模となる年間生産能力約140万トンの製造拠点を開発するもの。総事業費は約40億米ドル(約6,000億円)で出資比率はCFインダストリーズ40%、JERA35%、三井物産25%。
天然ガスを原料としてアンモニアを製造し、製造過程で発生したCO2を回収し、搬送・貯留する。生産したアンモニアは欧州やアジアなどに広く供給していく計画。生産開始は2029年の予定。
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24年度飲酒店倒産17.4%増の276件で過去最多更新
東京商工リサーチのまとめによると、2024年度飲酒店の全国倒産件数は前年度比17.4%増の276件に上り、2年連続で前年度を上回り、1989年度以降では最多だった2023年度の235件を上回り、過去最多を更新した。負債総額は前年度比39.9%減の184億5,900万円にとどまり、2年ぶりに前年度を下回った。
「酒場・ビヤホール(居酒屋)」が過去最多の185件(前年度比6.9%増)、「バー・キャバレー・ナイトクラブ」が91件(同46.7%増)と大幅に増えて、15年ぶりに90件台に乗せた。法人企業の交際費が戻らないことが大きく響いている。資本金別では、1,000万円未満が262件(同17.4%増)と全体の94.9%を小規模・零細事業者が占めた。原因別では販売不振が246件(同18.2%増)と全体の89.1%を占め、とりわけ客足が戻らない小・零細規模の飲酒店が全体の倒産件数を押し上げている。