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ホンダ 米国で新型燃料電池車の生産開始 年内に米日で発売

ホンダは6月6日、米国オハイオ州メアリズビルの四輪車生産拠点パフォーマンス・マニュファクチュアリングセンター(PMC)で、新型燃料電池車「CR-V e-FCEV」の生産を開始したと発表した。今年、米国および日本での発売を予定。
CR-V e:FCEVは外部から充電可能なプラグイン機能を持つ燃料電池車。家庭や外出先で充電できるプラグイン機能を加えることで、利便性をさらに高めている。これにより、充填走行距離は270マイル以上、EV走行可能距離は29マイル以上となっている。

ツクイとパナソニック ICT活用 次世代デイサービスで協業

デイサービス事業所数大手のツクイ(本社:横浜市)とパナソニックコネクト(本社:東京都中央区)は6月4日、高齢化の進展を見据え、カメラ映像を活用した次世代デイサービスの実現に向けて共創を開始すると発表した。
第1段階として、2024年7月に開所するツクイ三郷早稲田(所在地:埼玉県三郷市)とツクイ市川宮久保(所在地:千葉県市川市)のデイサービスの2事業所内に、クラウド型現場映像活用サービス「Cameleo」、顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」などカメラや顔認証などを使ったシステムを導入し、運用を始める。第2段階(2025年度予定)では、応用環境として基礎環境で導入したカメラ映像を解析する様々な可視化サービスを導入していく。

日立 米MSと生成AIで協業 3年で数千億円の業容増見込む

日立製作所は6月4日、米マイクロソフト(MS)と生成AI分野で協業し、業務システムを共同開発すると発表した。MSのクラウド、Azure Open AI Serviceなどを日立のLumadaソリューションに組み込みLumada事業の成長を加速する。今後3年間で数十億ドル(数千億円)の業容増大を見込む。これにより、企業と社会に変革をもたらす革新的なソリューションの創出に注力するとともに、日立グループ27万人の生産性向上につなげる。

ジーユー 中国・深圳市にポップアップストア6/8に初出店

「YOUR FREEDOM 自分を新しくする自由を。」をブランドメッセージとするジーユーは6月3日、中国広東省深圳市に8日、初出店となるポップアップストア「ジーユー深圳領展中心城店」をオープンすると発表した。婦人、紳士の衣料に加えジーンズ、バッグ、アクセサリーのグッズを含めた選りすぐりのトレンド商品をラインナップする。同店舗の売場面積は約190坪。
ジーユーはオンラインストアで中国全土の顧客に商品を提供している。現在、中国大陸に4店舗を構えているが、今回約2年半ぶりの出店で深圳市は初。

JALと住友商事「空飛ぶクルマ」の運航事業会社を設立

日本航空(本社:東京都品川区)と住友商事(本社:東京都千代田区)は6月3日、「空飛ぶクルマ」(電動垂直離着陸機、以下、eVTOL)を日本で運航する「株式会社Soracle」(所在地:東京都中央区)を同日付で設立したと発表した。Soracleの資本金は2億円で、出資比率は住友商事50%、JAL50%。eVTOL運航事業を通じて、エアモビリティ事業の取り組みを加速していく。

JALとインドのインディゴ コードシェア開始で合意

日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)とインドのインディゴ(本社:ニューデリー、以下、6E)は6月3日、コードシェアを開始することで合意したと発表した。これにより両社は、2024年冬ダイヤより東京ーインド(デリー、ベンガルール)路線、および接続するインド国内路線でコードシェアを行う。
JALは現在、羽田ーデリー線を毎日、成田ーベンガルール線を週3日運航している。今回インド国内で60%以上と最大のシェアを持つ6Eとの提携を通じて、JAL便に接続する大都市(ムンバイ、チェンナイ、ハイデラバード、コルカタ、アーメダバード、プネなど)のインド国内全域に豊富なネットワークを構築することが可能となる。
インディゴは350機以上の航空機を保有。毎日2,000便を運航し、インド国内線では85以上、国際線では30以上の地点に就航している。

日本生命 ニチイHDの買収完了 約2,100億円で全株取得

日本生命は6月3日、国内介護大手のニチイ学館を傘下に持つニチイホールディングス(HD)のほぼ全株式を取得し、買収が完了したと発表した。ニチイHDの全株式を保有する米ベインキャピタル系ファンドが保有していた発行済株式の99.6%を取得した。買収金額はおよそ2,100億円になる見通し。
生命保険会社による異業種の大手企業の買収は異例で、日本生命にとって経営の大きな転換点となる。日本生命はこれにより、介護、医療事務、保育などの事業をグループの中核事業に育成し、収益の多角化を図る。

国交省トヨタ3車種,マツダ2車種,ヤマハ1車種生産出荷停止

国土交通省は「型枠指定」の不正認証が確認されたトヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機(バイク)の計6車種について、6月6日から出荷と生産の停止を指示した。停止措置を受けたのはトヨタは「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」「ヤリスクロス」の3車種、マツダは「ロードスターRF」「MAZDA2」の2車種、ヤマハ発動機は「YZF-R1」。

シャープとKDDI AI向けデータセンター整備で合意

シャープ(本社:大阪府堺市)とKDDI(本社:東京都千代田区)、ビッグデータの分析などを手掛けるIT企業のデータセクションの3社は6月3日、合弁会社を設立し、シャープの子会社で今年9月末までに大型液晶パネルの生産を停止する酒井ディスプレイプロダクト(所在地:大阪府堺市、SDP)の工場を活用し、データセンターの整備を目指すと発表した。
合弁会社への出資比率はまだ未定だが、データセクションが提携先を通じて米国の半導体メーカー、エヌビディアから画像処理などに使われる最先端の半導体を調達し、KDDIがネットワークの構築や運用で協力することを想定している。

OPECプラス 協調減産25年末まで延長 閣僚級会合で決定

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国のロシアなどの産油国で構成するOPECプラスは6月2日、オンラインで閣僚級会合を開き、2024年末までだった協調減産を2025年末まで延長することを決めたと発表した。参加国で一致して減産を打ち出し、原油価格を下支えする姿勢を示した。次回は12月1日に開く予定。
OPECプラスは2022年秋以降、協調減産を始めており、減産規模は日量366万バレルに上る。