レンゴーは2月20日、連結子会社の大興製紙がBiomaterial in Tokyoと提携し、持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Avuation Fuel)の原料になる第二世代バイオエタノールの生産実証事業を開始すると発表した。同実証事業はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成および委託を受け実施する。
大興製紙は建築廃材などの未利用バイオマス資源から生成するクラフトパルプを原料として産業用微生物による自製酵素を用いたバイオエタノール生産技術の開発・実証を行い、2027年までに年間2万klのバイオエタノール生産を目指す。このバイオエタノールは販売先の燃料事業者でSAFに転換され、航空燃料として使用される予定。
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スギHD タイORとヘルス&ビューティーケア事業で合意
スギホールディングス(HD)(所在地:愛知県大府市)は2月19日、タイ石油公社PTTの子会社PTT Oil and Retail Business Public Co.,Ltd.(所在地:バンコク)とのタイでのヘルス&ビューティーケア事業を開始することで基本合意書を締結すると発表した。ORは国営エネルギー会社、タイ石油公社(PTT)の子会社で、タイ国内で約2,000店舗のガソリンスタンドを含むサービスステーションと、タイ国内で約4,000店舗、海外で約400店舗のコーヒーチェーン等を運営している大手ライフスタイル・モビリティ事業者。
今回の合意により、スギHDとORはタイでのヘルス&ビューティケア市場を切り開いていくことを目指す。タイの消費者にとってアクセスしやすく、便利で多様なニーズに応じる新たな業態開発を計画しており、2024年6月ごろにタイ国内1号店の開店を目指している。
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東京のベンチャー企業”宇宙ごみ”撮影する衛星打ち上げ
東京のベンチャー企業、デブリ(宇宙ごみ)除去サービスを手掛けるアストロスケール(所在地:東京都墨田区)は2月18日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と協力して開発した、宇宙空間に漂っている使用済みロケットなど”宇宙ごみ”を撮影する衛星をニュージーランドから打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入され打ち上げは成功したと発表した。
この衛星が接近して撮影を試みるのはJAXAが2009年に打ち上げたH2Aロケットの一部で、現在は高度600キロを周回し続けているが、GPSなどの位置情報を発信していないため、正確な位置を特定できていないという。ミッションを完了するまでは順調に進んでも60日ほどかかるとしている。