トヨタ 12月は国内が稼働正常化 世界生産は過去最高80万台に

トヨタ自動車は11月12日、12月の生産計画を発表し、7カ月ぶりに国内の全14工場28ラインが通常稼働し正常化するとの見通しを発表した。東南アジアの新型コロナウイルス禍による部品調達難が改善に向かっているためという。これに伴い、12月の世界生産台数は80万台程度になるとの見通しも明らかにした。約76万台だった前年実績を上回り、12月としては過去最高水準になるとしている。内訳は国内が30万台程度、海外が50万台程度となる。業界全体ではまだ部品不足と半導体不足が尾を引きそうな空気だが、同社は劇的な回復を見込んでいる。

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