政府 洋上風力発電EEZに拡大 改正法案を閣議決定

政府は3月12日、洋上風力発電の設置場所を現行の領海内から排他的経済水域(EEZ)に拡大する再生可能エネルギー海域利用法の改正案を閣議決定した。国が指定した海域を落札した事業者は最大30年間占有できる。現在は海底に固定する着床式の洋上風力が主流だが、EEZでは風車を浮かべるため深い海域にも設置できる浮体式が主流になる見通し。
海に囲まれた日本の強みを生かして再生可能エネルギーの適地を広げ、2050年までに温暖化ガス排出量の実質ゼロを目指す。日本は国土の面積は世界61位にすぎないが、EEZと領海を含めると世界6位になる。

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