ヤマト運輸 6月から”置き配”の対象拡大 再配達低減へ

宅配大手のヤマト運輸は4月8日、6月から玄関先などに荷物を届ける”置き配”を選択できる荷物の対象を拡大すると発表した。置き配を選択できるのは、全国におよそ5,600万人いる個人会員向けのサービスの利用者。対象となるのは「宅急便」と小物の荷物を対象とした「宅急便コンパクト」の2つ。6月から個人会員向けのスマホの通知画面から置き配の選択が可能になる。
国土交通省が昨年10月に行った調査では、再配達になる荷物の割合はおよそ11%に上っており、高止まりしている。このため、国は宅配事業者の負担が大きいとして、この割合を今年度6%まで減らす目標を掲げている。

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