インド11月乗用車販売 過去7年で最低水準に 半導体不足響く

インド自動車工業会がまとめた11月の自動車統計(出荷ベース)の国内販売台数は、乗用車(多目的車とバンを含む)が前年同月比18.6%減の21万5,626台だった。世界的な半導体不足により、自動車販売が活発化する祝祭シーズンの11月でも巻き返しを図れず、11月単月としては過去7年で最低の販売台数となった。なお、4~11月期の販売台数は前年同期比25.7%増の182万9,693台だった。
11月の販売状況をみると、乗用車のうち一般乗用車が前年同月比32.7%減と最も落ち込みが大きい。11月単月のメーカー別販売をみると、首位のマルチ・スズキは19.2%減の10万9,726台で、シェアは50.9%だった。韓国の現代自動車は24.2%減の3万7,001台、起亜自動車は32.4%減の1万4,214台、インドのマヒンドラ&マヒンドラは6.8%増の1万9,458台だった。

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