川崎重工は11月18日、台湾の大手製鉄会社、中國鋼鐵股份有限公司(以下、CSC社)向けに、CSC社グループの中鋼機械股份有限公司から45MW級蒸気タービン発電設備1基を、川重商事を通じて受注したと発表した。受注した蒸気タービン発電設備、今回新設されるボイラーから発生した蒸気を利用し発電するもの。熱の有効利用による省エネルギーとCO2削減を実現する。
蒸気タービン発電設備一式を2023年1月に出荷し、運転開始は2025年上期を予定しています。発電された電力は製鉄所内へ供給され生産プロセスに使用される。川崎重工はCSCグループに合計9基のタービン発電設備の納入実績を持ち、コークス乾式消火設備(CDQ)用蒸気タービン発電設備としては今回が3基目の受注となる。
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