東大とユーグレナ(本社:東京都港区)の共同研究チームは7月1日、微細藻類ユーグレナの乾燥粉末を胃がんを自然発症する遺伝子改変モデルマウスに投与したところ、ユーグレナは将来胃がんに進展すると予想される胃粘膜の炎症を抑制。また転移や悪性化に関連する、サイトカインやケモカインなどの遺伝子の発現も抑えれたと発表した。
今回の研究は胃がんそのものを抑制するかどうかを観察したものではないが、ユーグレナの摂取により、がんの発生や進展を遅らせることができれば、がん患者の生存率を向上させるものと期待される。
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