未経験でも営業職に転職可能！

　経験がないと難しいと感じてしまう人も多いと思いますが、実際、未経験でも営業職に転職することは可能です。
　営業職の仕事で必要になる商品やサービスの知識などは志望している段階では知らなくても問題ないことが多いです。営業職を募集している企業には、経験者募集のところもありますが、未経験でも可能の企業も多くあります。前職の経験やスキル次第では営業職にそのまま活かせるものもあるので、営業職は他の専門職などと比べて、未経験でもチャレンジがしやすい職種と言われています。
　営業の目的はお客様の課題を解決するために一緒に考えたり提案をしたりして寄り添っていくことです。
　営業職のやりがいは「成果が目に見えて分かりやすい」ところです。お客様と直接会うので、密にやりとりをすることができます。その結果、お客様の喜んだ顔を見ることもできれば、悲しんだ顔もダイレクトに見ることになる仕事です。「お客様の喜んだ顔が見たい」という方には向いている仕事です。
　そして営業職の評価＝売上なので、評価の基準が分かりやすいです。月ごとの目標も立てやすく、あとどれくらい自分は頑張ればよいのかも明確に分かるため、実績を上げていくと評価してもらいやすいのも特徴です。 　営業職は女性で未経験でも転職は可能です。女性ならではの柔らかい物腰や、細かい配慮はお客様に安心感や信頼感を与えることができます。営業の第一の目的はお客様との距離をうまく作ることです。
　きちんと成果を出していれば、家事との両立もでき、営業職は女性にとっても魅力的な職種だと言えます。 　ノルマに追われる日々で、良くも悪くも数字で結果が分かってしまうので、営業職は大変だと思っている人は多いです。その分頑張った分の対価も見えやすく、お客様に喜んでもらえたりもできるのが営業職の醍醐味です。
　未経験で営業職へ転職しようと思った時、もし自分が30代、40代だとしても、転職は難しくありません。もちろん体力的な部分や頭の回転の速さ、吸収力の速さなどは20代には勝てない部分がありますが、20代の経験よりも豊富な経験値やスキルを持っていることが多いので、30代や40代の営業職未経験の方でも、営業職に就ける可能性は大いにあります。
　未経験者でも転職がしやすいのは、営業で販売する「商品」や「サービス」などは、買ってもらう「顧客」はもちろん、「販売の方法」も各企業で異なります。そのため、商品販売をする上で必要になる「知識」や「技術」は、最初から資格や知識が求められることはほとんどありません。 　営業職は未経験者でも入りやすいため、転職自体はそこまで難しいものではありません。しかし、経験がないので、転職先を選ぶ際は「未経験可」という枠から選ぶしかありません。「即戦力」を求める企業は、経験者に限定している場合もあります。 　このように、そもそも経験者のみに絞って採用をしたり、即戦力を求めている企業があったりすることから、選べる転職先の量では、経験者と差が出ます。しかし、営業職は未経験であっても、前職の経験をまったく活かせないわけではありません。前職で得た知識や技術によっては、企業が求めるものと一致して、特定の営業職に就ける場合もあります。