「つなぐ」カテゴリーアーカイブ

センコーGHD ダブル連結トラック100編成に 輸送網拡大

センコーグループホールディングス(本社:東京都江東区)は4月12日、センコー(本社:大阪市北区)が2030年までにダブル連結トラックの導入を加速させ、早期に100編成体制を構築、社会・顧客のニーズに応え、長距離輸送網を拡大すると発表した。現在関東⇔関西で運行中の8編成、2024年度に中部⇔関東で運行予定の6編成に加えダブル連結トラックを順次増強していく。100編成は大型トラック200台に相当。
50編成体制により、中継輸送を拡充。浜松に開設予定の中継基地『TUNAGU STATION』の機能も活用し、遵法でより高度な長距離幹線輸送を提供する。

アサヒG食品 ベトナムでベビーフードのテスト販売開始

アサヒグループ食品(本社:東京都墨田区)は4月12日、国際協力機構(JICA)、ベトナム国立小児病院と共同で2023年から展開している「ベトナム国The First 1,000daysの母子健康改善ビジネス化実証事業」の一環として、19日から7月末までハノイとホーチミンで日本のベビーフードのテスト販売を実施すると発表した。
これを通じて日本のベビーフードのベトナムにおける受容性や有用性、改善点についての実証調査を行う。最終的にはベトナムで最適なベビーフード製品をベトナム国立栄養研究所と共同開発するなど、テスト販売を皮切りにさらに実証事業を具体的に展開していく。

USスチール臨時株主総会で日本製鉄による買収案承認

米製鉄大手USスチールは4月12日、オンライン形式で臨時株主総会を開き、日本製鉄による買収案が承認された。賛成率は98%を上回り、粗鋼生産規模が世界第3位の巨大鉄鋼メーカー誕生へ一歩前進した形。ただ、USスチール買収にはまだ高いハードルが残されている。全米鉄鋼労組(USW)が雇用の問題などを巡り反発が伝えられているほか、今秋の米大統領選を巡る候補者の思惑も絡んで先行きには不透明感が漂っている。

ホシザキ 子会社がフィリピン2社を計114億円で子会社化

厨房機器をトータルに手掛けるホシザキ(本社・愛知県豊明市)は4月11日、連結子会社のHOSHIZAKI SOUTHEAST ASIA HOLDINGS PTE.LTD.(所在地:シンガポール)を通じて、フィリピンのフードサービス機器の輸入販売会社TECHNOLUX EQUIPMENT AND AUPPLY CORPORATION(以下、TLX社)の全株式および、HKR EQUIPMENT CORPORATION(以下。HKR社)の株式の80%を取得し、子会社化(孫会社化)すると発表した。取得価額は両社合わせて計約114億円。株式取得時期は5月の予定。
両社の株式を取得することで、既存顧客層への同社製品の拡販のみならず、フィリピンおよび東南アジア地域での事業拡大を図っていく。

松山ーソウル線 韓国チェジュ航空が期間限定で増便

愛媛県は4月11日、韓国の格安航空会社(LCC)、チェジュ航空が松山ーソウル線について期間限定で増便すると発表した。増便対象期間は6月1日から10月26日まで。現在の週7便(毎日午後)から、新たに5便(火〜土曜日の午前)追加し週12便になる。使用機材はボーイング737ー800(座席数:189席)。

サントリー 東京ガスと水素でウイスキー原酒造りに成功

サントリーは4月11日、東京ガスと共同で燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を燃料に使いウイスキーの原酒造りに世界で初めて成功したと発表した。山崎蒸溜所(所在地:大阪府島本町)の研究開発用の小型蒸留釜で実験した。通常の都市ガスを使った場合と同じ品質の原酒を製造できたとしている。
今後は白州蒸溜所(所在地:山梨県北杜市)で、実際の製造に使う10〜15キロリットル規模の蒸留釜での実施ぃう実験を目指す。

川崎汽船, 伊藤忠など6社でアンモニア商用船を共同開発

川崎汽船は4月11日、伊藤忠商事などと6社でアンモニアを燃料とする商用船を共同開発すると発表した。10日付けで6社間の覚書を結んだ。脱炭素に向け、次世代燃料として注目が集まるアンモニア船の実用化で、各社の強みを持ち寄り早期開発を目指す。2028年度までにアンモニア燃料の実用化を目指すNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の支援事業の一環。
参画するのは既述の2社のほか、三井E&S、日本製鉄系のNSユナイテッド海運、日本シップヤード、独フォルクスワーゲン傘下の船舶用エンジンメーカー、MANエナジー・ソリューションズの6社。

ラピダス 米シリコンバレーに新会社 AI半導体の製造受託

最先端半導体の量産を目指すラピダスは4月11日、小池淳義社長や技術開発で協業する米IBMの研究部門の半導体責任者らが出席し、米シリコンバレーで新会社を設立したと発表した。新会社の社長には米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やIBMでマーケティングを担ったアンリ・リシャール氏が就任した。ラピダスは新興企業と一緒に開発に注力、少量の受注からでもAI半導体製造の受け皿を担う。
シリコンバレーの一帯、カリフォルニア州サンタクララは米エヌビディアや米インテルが本社を置く半導体企業のお膝元。この地域はソフトからハードまで幅広いAI企業が拠点を置いている。

タイ モーターショー2024 受注25%増の5.3万台, EV33%

バンコク郊外のコンベンションセンター、インパクト・ムアントンタニで3月27日〜4月7日開催されたタイ最大規模のモーターショー「第45回バンコク・インターナショナル・モーターショー2024」の会場での自動車の受注台数は前年比25%増の5万3,438台だった。このうち電気自動車(EV)が1万7,517台と全体の33%を占めた。このほか、バイクの受注台数は同67%増の5,173台となった。
自動車のブランド別受注台数は、1位が「トヨタ」の8,540台、2位が中国の比亜迪「BYD」の5,345台、3位が「ホンダ」の4,607台、4位が中国の上海汽車「MG」3,518台、5位が「三菱自動車」3,409台、6位が中国の長安汽車「チャンヤン」3,073台、7位が中国の広州汽車「アイオン」3,018台、8位が中国の長城汽車「GWN」2,815台、9位が「いすゞ」2,734台、10位が「日産」2,488台。