女性営業
女性営業
 営業は、女性ならではの特性や強みを生かせる仕事です。顧客のニーズを汲み取り、それに的確に応える提案をするのが営業の役目ですが、女性は共感力が高いので、相手が困っていることや課題に感じていることを敏感に察知し、「こんなことにお困りなのですね」と相手の気持ちに寄り添いながら顧客の心に刺さる提案ができます。
 また一般的に見て、男性より女性の方が細やかな気遣いができる人が多いことも、人を相手にする営業では強みとなります。男性に比べて親しみやすさや愛嬌があるので、相手との距離を縮めやすいのも女性ならではの強みです。
 営業と聞くと、「体力的にハードで大変そうだから、男性の方が向いているのでは?」と思う人がいるかもしれません。
 しかし前述の通り、営業職にも様々な種類があり、内勤営業のようにオフィスにいながらできる営業もあります。またカウンターセールスや反響営業であれば、こちらから出向かなくても顧客のほうから来てくれます。体力に自信がないなら、こうしたスタイルの営業職に就く選択肢もあります。
 外へ出ていく法人営業や個人営業も、今はひと昔前のように「とにかく足で稼ぐ」というスタイルではなく、潜在的なニーズを持つターゲットを見極めて戦略的にアプローチし、効率的に営業活動を行う手法が主流です。また、昔は資料ひとつ渡すだけでもわざわざ顧客の元へ足を運ばなくてはいけませんでしたが、現在はITや情報共有ツールの発達によってメールやSNSで済むことも増え、無駄な時間をかけずに営業活動ができるようになりました。「営業は体力勝負」というのは、過去の古いイメージに過ぎないことを知っておきましょう。
女性の未経験者でも営業職へ転職できますか?
 営業職は女性で未経験でも転職は可能です。女性ならではの柔らかい物腰や、細かい配慮はお客様に安心感や信頼感を与えることができます。営業の第一の目的はお客様との距離をうまく作ることです。
 きちんと成果を出していれば、家事との両立もでき、営業職は女性にとっても魅力的な職種だと言えます。