オンワード樫山 実店舗とECが連動「OMO型店舗」出店拡大

オンワードホールディングス(本社:東京都中央区)の中核事業会社、オンワード樫山(本社:東京都中央区)は10月6日、OMO型店舗の出店を拡大し、阪神百貨店梅田本店に8日オープンするなど、新たに10店舗出店すると発表した。
OMO型店舗とは、2021年4月にスタートした実店舗とオンラインストアのメリットを融合した新業態で、ブランドの垣根を超えた売り場づくりと商品のみならずサービスも併設していることが特徴。これまでに埼玉、愛知、千葉、高知の4店舗を展開していたが、今秋の出店拡大により全国13都府県、計14店舗で展開する。今後さらに出店拡大していく。
経済産業省がまとめた「商業動態統計」と「電子商取引実態調査」によると、2019年の衣料品のEC市場は1.9兆円程度と、5年前から約1.5倍に増え好調で、流通チャネルが店舗主体からECが常態化する状況へ大きく変化している。また、「利用者目線」「利用者体験志向」で、オンラインとオフラインのチャネルを融合し、より良い利用者体験を提供するOMOが求められているという。

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